ハンガーノックになったお話

先日、所属する部活の合宿中にハンガーノックと思われる症状になった。

ハンガーノック-ハンガーノックは、激しく長時間に渡るスポーツの最中、極度の低血糖状態に陥ること。(wikiより)

 

その日は朝7時過ぎから出走し、昼前に秋芳洞に到着。秋芳洞を観光した後、昼飯の場所である山口市を目指して峠を登っていた時にその時は急に訪れる。

身体に力が入らなくなり、同時に身体中の感覚が消え失せたのだ。それまで感じていた腰の痛みや足の重さもふと消えた。どうやって足を回していたのかすら分からないが、これはまずいと思ってすぐに休むことにした。幸い、同期から補給をもらって無事回復することができたが、もしこれがソロライドだったら山中で絶望していたことだろう。

原因は明らかに補給不足である。我々くらいの強度でも1時間で500kcalは消費するのが自転車というもので、その日症状が出るまで3時間近くは走っていたと思う。それに対して、自分が口にしたのはパン2つと水分のみ。どう見ても摂取カロリーが足りていなかった。自分の甘さに反省である。

運動前と運動中の補給は大事だということを改めて体感した日となった。長時間強度の高い運動をする人にとっては身近に起こりうる現象なので、皆さんも是非気をつけてほしい。